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借用証

借用証

猪瀬直樹氏の5000万円事件をマスコミも注目しているようです。

テレビで猪瀬氏が得意げに見せた借用証は、金5000万円、期日が平成24年11月24日、そして下の方に猪瀬氏のサインが記載されています。印鑑が押されていなくても、特に問題はありません。しかし、この書類なら、いつで作れてしまうというのが国民のまず疑問点です。

普通世間でよく利用される借用証書は、借用金額のほかに、返済期限、分割返済なら分割方法、利息、連帯保証人、担保そして日付が記載される様式になっています、それに比べると簡単なものでした。

今後も、まさか最近書きましたなどと言う話は出てこないだろうけれども、この借用証をみると単に5000万円を渡した、受け取ったという念書のように感じます。

後ろめたい金であるほど、万が一の時のことを考えて、念書がわりに借用証を書くことはあるものと思います。これまでの贈収賄事件を見ても、現金は借りていたものとまず弁解するところから始まることが多いようです。つまり、借りたものと自分たちに言い聞かせて保管し、暫くして自然と自分のお金にまぎれてしまう流れです。

金銭消費貸借としても、返しても返さなくても、いつでもいいよと言うことであれば、それはもらったという方が早い訳です。

猪瀬氏は、この5000万円を個人的に借りて、自分のではなく妻の貸金庫に入れておいた、そして、徳洲会の選挙違反が騒がれてからそのまま返したと説明していますが、とにかく、必要もないお金、実際使わなかったという5000万円も借りる人がいて、担保もなく貸す人もいると言う別世界の話をしていても世間では納得しにくいのです。

ある人が、うちの生活がもしかしたら苦しくなりそうだから、念のため5000万円貸してくれと言って、貸してくれる友人や親せきはいないのです。

投稿者 ふりはた綜合法律事務所 | 2013年11月28日 10:07

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